「AIエージェントでコード書いてる人の実践風景、完全にPMだ」。

@kaityo256のこの一言が9,620いいね、2.9M表示を叩き出した。3月13日の日本語Xで最も読まれた投稿だ。もはや「AIでコーディング」という表現自体が時代遅れかもしれない。実態は要件定義し、タスクを分解し、出力の品質を管理する仕事、つまりプロジェクトマネジメントそのものだ。

なぜこの認識が重要なのか

この投稿が刺さった背景には、「自分もClaude Codeを使ってみたが、やっていることはコーディングではなくPMだった」という共感がある。裏を返せば、マネージャーやPMの既存スキルセットが、AI時代にそのまま武器になるということだ。コードが書けないことがAI活用のボトルネックだと思っていた人にとって、これは認識の転換点になりうる。

HNでは懐疑論が深化

一方、英語圏のHacker Newsでは「2種類のAIユーザー」の議論が341コメントに達した。ツールの限界を理解して使う「ツール認識型」と、丸投げする「思考外注型」の二極化だ。特にジュニア開発者のスキル萎縮リスクが繰り返し指摘されている。「GPSに頼りすぎて道を覚えなくなる」のと同じ構造だという比喩が印象的だ。

日本市場の勢力図も激変中

同日のデータでは、日本市場のChatGPTシェアが86.7%から64.5%に低下し、Geminiが5.7%から21.5%へ4倍以上成長している。単一ベンダーへの依存はリスクが高い。チームのAI戦略はマルチモデル対応を前提に組み立てるべきだろう。

マネージャーとしてまず取り組むべきは、「AIコーディング=PMの仕事」という認識をチームに共有すること。そして、ツール認識型の使い方を標準化するガイドラインの整備だ。